クノレックの怠惰な日常。





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10/8『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編』に思うこと :: 2012/10/09(Tue)



先日、公開を迎えた『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編』を観て来ました。

劇まどマギ

観終えてまず思ったこと。

「これは映画じゃない!只の画面大型化じゃん!」

と、いうこと。

正直がっかりな作品でした。

なるほど、映像の情報量は上がったかもしれない。

スクリーンで上映されるに値する映像密度を獲得していたかもしれない。

だが、それだけ。

映画として上映されたソレは映画としての体を成しているはと思えませんでした。

あくまでも自分勝手な感想であるけれど、

この作品への個人的なスタンスを明確にしておきますよ。

「こんなん映画じゃない!」



↓ 続くよ ↓ 否定的な感想だよ ↓






さて、

「オマエは何がそんなに引っかかっているのか?」とお思いでしょう。

いちばん大きな要因としては

「映画としての体裁が整っていない」ことがあげられます。

もう少し細かく言うと以下の通りです。

・すべてがオリジナル版に忠実すぎる
・前後編に分けた意義が見いだせない

他にも些事ありますが大きくはこの2点について思うことがあります。

では述べていきましょう。

まず「すべてがオリジナル版に忠実すぎる」という点について。

今回の劇場版『前編』に関して言えば、

オリジナル版第1話〜第8話までのエピソードを再構成することなく、同じ構成でほぼノーカットで描いています。

これは人によっては喜ばしいことかもしれません。

場合によっては自分もコレを美点に感じることもあるでしょう。

しかし……

この作品は映画です。

2時間なりの制約された時間の中で、魅力ある物語を紡ぎだし観客に満足感を与える事が求められるフォーマットです。

テレビで毎週30分づつ放送されているのとは違うのです。

そのまま繋いだだけでは映画として成立しません。

と、言うのも

「映画においては時間および物理的なインターバルが入ることもなく物語は進行してしまう」のですよね。

テレビ放映を毎週視聴するのはもちろん、オリジナル版をDVDなどで連続して鑑賞した場合においても『OP』『ED』『ディスクチェンジ』などにより、わずかながらも「物語の分断」が発生します。

この「物語の分断」が何の恩恵をもたらすのでしょう。

・分断された合間を想像することによる物語の連続性補強
・分断された合間を想像することによるキャラクター心理の連続性補完
・区切りを設ける事による各話テーマから物語全体テーマへの昇華
・区切りを設ける事による演出テンポのリセット

ざっと思いつく感じではこんなところでしょうか。

しかし映画には「物語の分断」が生じ得ません。

すべてのエピソードが一連の流れで繋がってしまいます。

個人的には今回の『前編』なんですが、

大切な仲間を失った喪失感から意外と簡単に立ち直ったものの、その後つぎつぎと発生する厄介ごとに対して、ウジウジと立ち位置を決めかねている鬱陶しい少女の様子を、時折ショッキングなシーンを交えつつ、やけにハイテンション&緊張感のある演出の連続で重苦しく描いたうえ、ダラダラと物語は進行していき、明確なクライマックスを迎える訳でもなく何となくオチをつけて終わり

って感じに見えました。

オリジナル版で凄まじく魅力的に思えた物語がすっかり色あせて見えてしまったのです。

不思議なものです。

同じ物語を与えられているのに、供給媒体が変わっただけでここまで印象が違うなんて。

やはり一本の映画作品として成立させる為には、エピソードの取捨選択および情報の流れの整理と演出の緩急の見直しなどが必要かと思います。

オリジナル版に忠実なあまり中途半端で退屈な映画に成り下がっている印象なのですね。

次いで、

『前後編に分けた意義が見いだせない』という事について。

前後編に分けて上映するならば、各編それぞれが一本の映画として楽しめる事が必要要件だと思うのですよ。

上記したように『前編』には明確な物語上のクライマックスが存在しません。

せめてオリジナル版の第9話までの内容を織り込み『さやかの最期』をクライマックスに据え、そこへ『前編』の物語を収束させていくような構成に出来なかったものか……と思えてなりません。

非常に不完全燃焼なのですよ。

そこで切られるのは。

そこに「物語の分断」を設けるのは如何なものか、と。

そここそ一本の映画として物語を加速させる必要があったのではないか、と。

個人的にはそう思います。

こんな感じで2本に分けるのならば、

『ぶつ切りダイジェスト編集版』で良かったよ。

それはそれで不満も出ようが諦めはつくもんな。



さてと、

グダグダと書き綴ってきましたが、内容もグダグダになりつつありますのでここいらで締めます。

明確なオチがなくてすいませんねw



ちなみに。

今回の『前編』の上映時間は130分だそうです。

『後編』の上映時間は109分だそうです。

合計で約240分。

ん?待てよ。

オリジナル版一話あたりの本編の正味時間が約20分だとしてだよ……

240÷20=12

ですよね。

オリジナル版は全12話……

ですよね。

ん?

これって意味なくね?

再編集どころか総集編ですらなかったのか……いま気付いたわ。

てか、後編は増量してくるんか?

何を?

うは!これはもう観るしか!!


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テーマ:魔法少女まどか★マギカ - ジャンル:アニメ・コミック

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